twitterアカウント@yanmaが乗っ取られた(2nd season)
突然の永久凍結
2021年3月頃にtwitterアカウントの乗っ取り被害に遭い、解決するまでの顛末を下記の記事にまとめた。
記事にあるように、twitterとの長いやり取りの結果、一旦本問題は解決した。しかし、そのわずか10日後にまたアカウントが凍結されてしまった。
https://gyazo.com/3b05bbb23bdaa7952b3dc00f0a73ab60
このため諦めて避難用アカウントを使っていたのだが、最近そのアカウントも凍結されてしまった。そこで、仕方なく新しくアカウントを作ると、それもすぐ凍結された。……とこの辺までやって気付いたのだが、どうも私はtwitterから永久凍結扱いを受けているらしく、新しくアカウントを作ることすら許されていないらしい。
永久凍結する: これは、Twitterによる最も厳しい対応です。アカウントが永久凍結されるとグローバルで閲覧対象から削除され、違反者は新しいアカウントを作成できなくなります。 強制的対応の適用レベルと適用範囲 昔作ったアカウントがいくつかあったのだが、それらもほとんど凍結されてしまった。乗っ取り事件の後、自衛のために電話番号による2FAを設定したため、それらが永久凍結されている本アカウントと同一人物のものだと判定されているのだろう。この件に関しては自分の行動がことごとく裏目に出てしまう。電話番号なしでアカウントを作ることも試したが、アカウントを作った瞬間に電話番号を聞かれ、自分の番号を入れると即凍結される状態になっていた。アクセス元のIPアドレスなどで怪しいユーザーを判定しているのかもしれない。
さて、なぜそのような状況になったのか? その原因にはだいたい想像がついていて、乗っ取り犯が下記のような殺害予告をアメリカ人のアカウントに対して送っていたからである。この発言がリプライ欄にあったのと、おそらくシャドウバン的な処置で自分以外のアカウントからは見えなくなっていたためしばらく気付くことができず、気付いたときには凍結されていたため私の操作では削除できなかった。
https://gyazo.com/5bc2afb71d263e7ed3776d9f5dc8d0ed
異議申し立て
例によって日本語と英語の両方で異議申し立てをしてみたが、問題が解決しない自動応答メールが届くのみだった。乗っ取り犯のtweetがルール違反と判定されていることはあくまで私の予想のため、何が原因で凍結されているのか教えてほしいと何度も聞いたのだが、一向にまともな答えが返ってこない。
https://gyazo.com/4600986bb2c6fc1722f2661441a8fa20
https://gyazo.com/00bc8a353628eda20da3b7473ae10688
結局、twitterに書き込み権限のあるサードパーティ製アプリが乗っ取られると、twitterアカウントを乗っ取られるだけでなく、副アカウントを含めて永久凍結させられることがあるということだ。サードパーティ製アプリによるアカウント乗っ取りは有名だが、ここまで致命的な状況になるケースがあることはもっと周知されても良いと思う。
突然の凍結解除
凍結されるどころかtwitterにログインできるアカウントもなくなってしまうのはさすがに不便なので楽天モバイルで最低通信容量のSMS認証専用回線を作った。維持費はユニバーサルサービス料の月3円のみだが、twitterのいい加減な誤判定のために余計な手間を取らされているのは納得がいかない……とはいえ3月にアカウントが乗っ取られてからこの回線契約時点で約4ヶ月が経っており、このままずるずる問題が長引くように思えたため、当時の私は月3円ならまあいいかと考えたのである。そして、楽天モバイルからSIMカードが届いて最初の土曜日、2021年7月10日にアカウントを作ろうとPCを起動したところ、次のようなメールが届いていた。ここまでタイミングが良いと脚色を疑われるかもしれないが、全て事実である。 https://gyazo.com/e05784244da0663b923f49bc90a272cf
https://gyazo.com/e9f85be09f110c3dbdde8723defcd9ee
メールの内容に従い慎重に手続きを進めることでtwitterアカウントが復活した。説明が全く足りておらず、
なぜ勝手に私の2要素認証をオフにしてしまったのか?
なぜ永久凍結と言っていたアカウントの凍結を解除したのか?
私のレポートを本当に理解しているのか?
など言いたいことがありすぎるのだが、凍結解除された理由がわからない以上すぐに再凍結される可能性もあったため、とにかく乗っ取り犯の発言だけは削除した。
https://gyazo.com/38682561e2ee7651c9ef2eab0df9c5c1
突然の再凍結と再復活
それから数日後の2021年7月15日、案の定@yanmaが再凍結されていた。原因不明だが乗っ取り犯の発言を消したため永久凍結の理由が変わっているはずだと思い、再度異議申し立てを送ってみたところ、次のような自動応答が返ってきた。
https://gyazo.com/1a626b65f4098611e7c8ce71d844c439
予想通り、凍結理由が変わっている。なりすましに関するポリシーに違反しているという内容だが、一切心当たりがないためひたすら心を無にして異議申し立てを送り続ける。もはやあの訳の分からないヘルプセンターの動線にも慣れてしまった。いろいろ送りすぎてもはやどれが効いたのか調べる気も起きないのだが、翌日下記のメールが来てアカウントが再復活した。最後まで何が凍結の原因でどういう判断をして凍結を解除したのかの説明はなかった。 https://gyazo.com/dcce6f8e918e5beb17f813bd45ce7c2d
まとめと感想
というわけで2021年7月23日現在、私のメインアカウント@yanmaは復活しているのだが、まだ問題点が沢山残っている。 何故凍結解除されたのか分からないため、いつ再凍結されるか分からない。
2FAの生きている私の副アカウントは凍結されたままである。
ということは私の予想が正しければ、@yanmaに同じ電話番号を入れると凍結される。
これでは安心してアカウントが利用できる状態とは言えないため、状況改善を強く望むところである。このtwitterという会社は差別や犯罪を取り締まろうとしているらしく、そのこと自体は良いが、やり方がとにかく雑で、効果的に運用されているとは到底思えない。
今回の件について言えば、取り締まらなければならないのは乗っ取り犯とその殺害予告であるにもかかわらず、犯人は野放しのまま被害者の私を誤凍結してしまった。アルゴリズムで自動判定している以上このような誤判定が起きることは避けられないのだから、起きてしまった誤判定に対するフォローは必須であるはずなのに、異議申し立てのフォームは機能不全を起こしているし、凍結理由の説明も要領を得ず、凍結解除に至った経緯の説明も一切ない。twitter社の誤判定への対応はあまりにも誠意がなさすぎる。twitterが短文SNSのデファクトスタンダードを取ってしまったため仕方なくtwitterを使い続けているのだが、一私企業のいい加減な判断に振り回されるのはリスクでしかないので、うまい距離のとり方を考えていきたいと思う。